こんにちは。クズザンポラー。
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

本日５月１０日は、私が大切にしている記念日。
２０１０年５月１０日は私がブータンのパロ谷で７年のあいだ暮らし始めた思い出の日であり、このブログ開設日で今年も自身で祝えることが喜びです。

COVID-19の影響で昨年春よりブータンへ以前のように入国ができない日々が続き、私がブータンへ行かなかった年は今まで約２０年間を振り返ってもなかったはずなので、もっと恋しくなるかと思いきや・・・実はそうでもなくて、ずっしり構えている心もちです。

その理由はブータンの人々が感染が拡大しないように尽力し、できる限り平常心で穏やかに暮らそうとしている様子に励まされているおかげで、心は大きく構えていられる気がします。
もちろん、海外や国内各地にも渡航しにくく、「ブータンにだけ行けない」ではないこともあります。

実際には私個人の経済状況や仕事も影響があり、ストレス、先行きの読めない焦りも感じることもありますが、そこだけにフォーカスをしないことが大事だと思っています。

毎年、この日はブータンと自分の関係を振り返る機会となるのですが、毎回思い出すのは
「自分の幸せのためにも誰かを思いやる。誰かが困っていると、自分も幸せになれない」
というブータンの知人たちの言葉です。

仏教の宗教感もあるかと思いますが、この慈愛や慈悲を根底に持ち、無意識のうちにそういった行動をしているのは、生活に根付いた日々の実践があり意識をしやすい環境があるのでしょうね。

そして森羅万象、生きとし生けるもの私たちすべては自然と繋がっていることを感じて生きているのだということを、良く教えてくれていたんだなと気付かされます。


私にとって５月１０日は、初心を忘れず原点に戻る日でもありつつ、過去にとらわれず今を生きることを教えてくれる記念日です。ほんとうは、毎日が記念日でもいいくらいですね（笑）

物理的に距離が遠くても、時が過ぎても、記憶がうすれても、いまだブータンに恋をしている自分の気持ちを大事にしたいと思います。

みなさまも、今月は特に体調管理にお気をつけてくださいね。

：僕もお散歩したいんだ

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こんにちは。クズザンポラー。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

もう4月も終わり‼︎ その前にこれは皆さんにもシェアしてお伝えしたい！と思ったニュースがあります。　

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　こんにちは。クズザンポラー。ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
春分の日も過ぎ、春めいた陽気を感じますがみなさまいかがお過ごしでしょうか。

ブータンにも日本と同様に四季があり、それぞれの季節によりお花が楽しめますが毎年春は特別に楽しみな季節です。
今年はブータンで春を迎えることができなかったので、ブータンで観察できる花々を京都府立植物園で見てきました

まずはこちら。私のとっても好きな春の花、モクレンです。昨年の記事では、「ブータンで見ることができる花木のうち、常に首位争いを繰り広げているのが木蓮」と自分で書いていました（笑）


ブータンでは首都ティンプー近郊の峠ドチュラでもよく見かけます。この時期、ブータンではシャクナゲも咲き始めますが、京都府立植物園のシャクナゲはまだかたいつぼみでした。

そしてドチュラでハイキングをするなら、この時期はとても香しき季節でその香りの主を植物園でも見つけました！


そう、こちらはジンチョウゲの花。そして、こちらは小宇宙を感じさせるようなミツマタ。

ジンチョウゲもミツマタもブータンの伝統工芸であるデショーと呼ばれるブータンの手すき紙の原材料になります。日本と同じですね。

ブータンのみんなも元気でいてほしいな。
私も元気でいるぞ。
そんな想いを日本の植物園でブータンでも今頃咲き誇っているお花を見ながら、感じています。

みなさんも春を楽しんでくださいね。



：お花は目でも香りでも楽しめるね

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